typeの人材紹介 ひとつ上を目指すあなたの転職アドバイザー
リスクはいつも、民主導、名も知れぬパイオニアによって
執られてきたという話。
野口悠紀雄氏の著書から。
コロンブスの航海に出資したのはスペイン王室ではなく
ジェノヴァ商人だった。
マゼランの航海費用の実質的な負担者は
ドイツのフッガー商会だった。
ヨーロッパのアジア植民地化もアメリカ大陸移住も
国家事業ではなく、民によるもの、ベンチャー事業としての取り組み。
大航海時代は中国では明の時代。
中国の国力はヨーロッパ諸国よりも絶大だったにもかかわらず
世界の航路を制したのは、ヨーロッパ勢だった。
明は国家事業として、壮大な船団を組んだにもかかわらず
制海できなかったのは、官事業としての性質上
リスクを取れなかったからと野口氏。
中国は3万人の船団、マゼラン船は256人。
中国が既存航路を進んだのに対し、
コロンブスとマゼランは未開の航路を進んだ。
結果的に、彼らの航路がヨーロッパに莫大な利益をもたらした。
1950~60年代のソ連は、世界で最先端の技術力を有していた。
軍事力だけでなく、数学、物理、宇宙科学でダントツの優位。
にもかかわらず、国家運営で成功することはなかった。
社会主義国には、IT技術は発達し得ない。
情報流通は彼らにとっては国家の根幹を揺るがしかねない。
彼らにとって、ITは受け入れざるもの。
民主主義、資本主義でこそ、リスクを取る行動が誘発され
新しい産業や文明が生まれてきた。
果たして、日本はリスクを取れる国なのか?
少なくとも歴史は、官主導では、新しいものが生まれないことを物語っている。
新しいものは、リスクをとった者から生まれる特性をもつ。
大企業は、性格上リスクをとる方に舵を切りにくい。
事実はどうか別にして、
得るものより失うものの方が多いと考えるから。
個人的には、守ることで失っているようにも見えるが。
官主導、大企業の発言力が強い日本で、
これからの産業を彼らに依存することは
正しくないのかもしれない。
新しい世界を見に行きたいのであれば、
自らがリスクを受容し、自らが行動するというスタンスを貫くべき。
世の中に良いものを提供したいのであれば
リスクを適切に捉える思考をもつということなのだと思う。
サイト求人が見つからなくても、キャリアアドバイザーが非公開求人も含め、最適な求人をお探しします。


キャリアアドバイザーを見方に有利な転職をしませんか?
経験豊富なキャリアアドバイザーが、転職のご相談に応じます。
最適な求人のご紹介や、面接、内定、入社まで徹底サポートします。